2012-12-21 Fri
今日の献立は,麦ご飯,牛乳,カレーライス,かぼちゃサラダ,マヨネーズ,みかん でした。
2012-12-21 Fri
この言葉は,ドイツにあるローテンブルグという中世に栄えた街の入り口にあるシュピタール門に刻まれている有名な言葉です。ローマへと続く街道沿いにあるこの町は,多くの巡礼者にとって旅の疲れを癒すオアシスのような町だったのではないでしょうか。この言葉には,「出会った人を大切にしよう。旅立つ人には,道中の安全と幸せを願おう。」という意味があると思います。君たちにとっての安らぎの場所は,もちろん家庭であり家族です。君たちのお父さんやお母さんは,君たちを大切にし,そして,君たちの幸せをいつも願っているのです。どうか,健康に注意して充実した冬休みを楽しんで欲しいと思います。
さて,お正月には,お年玉をもらえることと思います。楽しみですね。でも,皆さんは,もらうことだけをあてにしてはいけません。何か一つでもいいので,家族のためにお手伝いをして欲しいと思います。ここで,皆さんも知っている,新美南吉という童話作家の小学校時代のエピソードを紹介します。「お年玉で雑誌を」というエピソードです。大正13年の二学期終業式の日,担任の伊藤先生が,「君たちは,お年玉をもらったら何を買うつもりかね。」と聞きました。生徒たちは,「ぼかあ,模型飛行機を買うつもりです。」「おれは,万年筆」などと口々に買いたいものを言いました。南吉少年は,「ぼくは,雑誌の新年号を買うつもりです。」と答えました。そしたら,伊藤先生は,「雑誌なら勉強の足しにもなるし,大いに結構だ。どうだ,それぞれ違った雑誌を買って,みんなで回し読みをしては。そうすりゃ,一冊の代金で何冊かの雑誌が読めるぞ。」と一つの考えを言いました。そして,さらに,「とにかく,何を買ってもいいが,あんまり無駄遣いをするなよ。」と釘を刺されました。冬休みに入ってから,南吉少年は,畳屋を営むお父さんの手伝い,お母さんのお使いなど進んで家の手伝いをしたそうです。そのせいか,お年玉を2円ももらいました。そのとき,お母さんは,「あんちゃは,よう手伝ってくれたからな。ちょっとふんぱつしただに。」と言って褒めてくれたそうです。当時の1円は,今の4000円位ですから,大変な金額ですね。
南吉少年は,同盟書林へ出かけ,「少年倶楽部(くらぶ)」を買い,隅から隅まで読んだそうです。三学期の始業式,南吉少年は,みんながどんな雑誌をもってくるのか想像しながら,「少年倶楽部」をもって登校しました。しかし,なんということか,その日,あてにしていた友だちがもってきたのは,みんな「少年倶楽部」だったのです。「はじめに,だれが何を買うか,決めとけばよかったなあ。」と顔を見合わせて笑いあったということです。
最後に,去りゆく2012年に感謝しつつ,来る2013年も健康で楽しい一年を過ごすことができますよう祈念いたします。
2012-12-20 Thu
今日は、ワックスがけをしました。教室の床が光っています。何事も「磨けば光る」のですね。

2012-12-20 Thu
今日の献立は,クロスロール,パン,牛乳,鶏肉の香味焼き,ミネストローネ,ブロッコリーサラダ,サウザンドレッシング,デザートセレクト(ケーキ2種・いちご) でした。
今日は、デザートセレクトの日です。私は、検食するという役があるので、イチゴとケーキ2種(チョコクリーム、ストロベリークリーム)もいただきました。幸せです。
2012-12-19 Wed
二年生の技術科では、ロボットを組み立てています。悪戦苦闘している生徒は、いい顔をしています。


2012-12-19 Wed
今日の献立は,ご飯,牛乳,さばの塩焼き,ひきずり,タコとわかめの酢の物 でした。
「ひきずり」という言葉を久しぶりに見ました。私は、ご飯にかけて丼にしていただきました。美味しかったです。
2012-12-18 Tue
今日の献立は,麦ご飯,牛乳,ししゃもフライ2尾,マーボー豆腐,切り干し大根の中華和え でした。
2012-12-17 Mon
今日の献立は,レーズンロールパン,牛乳,豆乳シチュー,れんこんサラダ,ごまドレッシング,ひとくちチーズ3個 でした。
パンの皮がパサパサです。もう少しなんとかならないのかと思いつつ、シチューに浸しながらいただきました。
2012-12-14 Fri
今日の献立は,ご飯,牛乳,鮭のみそマヨネーズ焼き,じゃがいものそぼろ煮,野菜のおかか和え でした。
じゃがいものそぼろ煮は、おろし生姜が効いていて大変美味しかったです。
親指大の生姜のおまけも入っていました。今日は、身体がポカポカです。
2012-12-13 Thu
今日の献立は,白玉うどん,牛乳,五目汁,えびと野菜のかき揚げ,ひじきの炒め煮 でした。
2012-12-12 Wed
今日の献立は,麦ご飯,牛乳,親子煮,きんぴらごぼう,りんご,乾燥小魚 でした。
麦ご飯にきんぴらゴボウと親子煮は、大変よく合います。わたしは、ご飯を半分づつにして、きんぴら丼と親子丼にしていただきました。
2012-12-11 Tue
サッカー部の人たちがグラウンドの整備を一生懸命にしていました。冷たい中ご苦労さまです。


2012-12-11 Tue
今日の献立は,たこ飯(アルファ化米),牛乳,れんこんサンドフライ,実だくさん汁,キャベツの香の物和え でした。
「実だくさん汁」が大変美味しいです。なめこのとろみ、鶏肉の出汁等が調和しています。
2012-12-10 Mon
大雪(たいせつ:二十四節気の一つ)12月7日から12月21日までは,二十四節気の大雪(たいせつ)と呼ばれる時節になります。
※「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。お間違いなく。
山だけでなく、平野にも雪の降る時節になりました。その通りに今日は雪の朝を迎えました。
名古屋地方では,12月の上旬に積雪があったのは,16年ぶりだと言うことです。
これから,冬の寒さが日ごとに加わります。ですから,熊が冬眠に入るのもこの頃です。
今日は,寒かったので,皆さんも授業中に冬眠をしてしまうのではないかと心配しましたが,心配無用でした。
皆さんは,庭駆け回る犬のようでした。
ノロウィルスが流行しています。また,インフルエンザも流行期に入ります。明日からは,保護者懇談会が始まります。健康に留意して,二学期の残りの日々を頑張ってください。
2012-12-10 Mon
今日の献立は,スライスパン,牛乳,たらのムニエル,冬野菜のクリームシチュー,小松菜ソテー,みかんジャム でした。

パンの厚みは、2.5cmあります。それが二枚です。三枚にスライスしてくれると食べやすくなるのですが、、、。
今日も「ひたパン」して、パンのミミを柔らかくしていただきました。
2012-12-10 Mon
雪が強くなってきました。登校する生徒たちは、首をかしげて自転車を引いていました。


2012-12-10 Mon

野球部の生徒たちによる毎週月曜日朝のボランティア活動は、今日も始まりました。ご苦労さまです。
2012-12-10 Mon

名古屋では12月上旬の積雪は、16年ぶりだということです。
2012-12-07 Fri
今日の献立は,ご飯,牛乳,さばの銀紙焼き,かきたま汁,切り干し大根の煮物 でした。
サバの銀紙焼きが大変美味しいと放送委員の皆さんが言っていました。
2012-12-05 Wed
今日の献立は,ご飯,牛乳,つくね串,みそおでん,白菜と塩昆布のレモン和え でした。ちなみに今日は136回目の給食です。これから,通しナンバーを付けることにします。
おかわり!今日は、職員室の給食がなぜか一人分余りました、、、。それで、おかずのおかわりをしてしまいました。
2012-12-04 Tue

三年生の生徒が,校長室の廊下に来て,これまでの集会でお話しした講話の題を調べに来ました。
「A New Day,A New Way~新しい日,新しい道~」
この言葉を確認したかったとのことです。ワンフレーズでも講話の題を覚えていてくれて大変うれしく思いました。ちなみに,この講話は,彼女たちが一年生を修了する平成22年3月24日の修了式でのお話でした。
君たちは,もうすぐ「新しい日,新しい道」を迎えることになります。元気よく巣立っていってください。私も,悔いを残さないで巣立っていきます。

2012-12-04 Tue
今日の集会は,12月4日から始まる「人権週間」にちなんで,「人権」について考える集会にしました。それを受けて,「その手は:あなたがさした後ろ指は あなた自身に向けられている その手はつながりあうために」という題の啓発CMを見てもらいました。また,生徒会の人たちが思いやりの心をもつことの尊さを寸劇にしたり,「第29回 全国中学生人権作文コンテスト」で日本放送協会長賞を受賞した「ちょっとの勇気」の朗読をしたりしてくれました。特に,「ちょっとの勇気」は,生まれながらにして顔にアザのある筆者が周りの人たちから悪口やあだ名で呼ばれたり陰口を言われたりして,ずっと耐えてきたけれども,あるとき,「やめろや」「謝れや」という勇気ある一声で救われたという体験作文でした。正に,「人を傷つけるのは,人間だ。でも,人を救えるのも人間だ」というこの言葉が示している体験でした。話は変わりますが,私は,十数年前,教育相談の技法について様々な研修を受けていた時期がありました。その中で,ロールプレイという技法を使って「いじめ」を体験する研修に参加したことがあります。ロールプレイというのは,与えられた役割で台本のない演技をする心理劇のことを言います。そのとき私は,いじめ役の一人に指名されました。そして,いじめられっ子役に指名された女性の先生に向かって,いじめ役の私たちは,ひどいことを言い続けました。また,周りから「もっと言ってやれ!」と煽る(あおる)人たちもいたので,私たちは引っ込みがつかない状態でした。とうとう,いじめられっ子役の先生は,泣き出してしまいました。ロールプレイとはいえ嫌な思いをさせてしまったのです。そして,嫌なことを言い続ける自分自身に耐えられなくなり,いじめ役の私が言う言葉ではないのですが,突然,「もうやめろよ」と叫んでしまいました。それは,いじめ役の仲間や煽り立てる人たちとの決別をするためでした。翌朝,ロールプレイを一緒に体験した人たちと顔を合わせたくありませんでした。演技とはいえこういった技法に未熟な私は,自分の心に傷が残ってしまったのです。
いじめの被害者や加害者を救うのは周囲の人たちです。正に,「人を傷つけるのは,人間だ。でも,人を救えるのも人間だ」ではないでしょうか。皆さんも,友だちがいじめという底なし沼に入ってしまう前に,助けてあげる勇気を持ってください。
平成24年11月30日
2012-12-04 Tue
めったに起きないような大きな幸運で,人間が幸せになるようなことはほとんどない。幸せは日々の小さな前進が運んできてくれるのである(ベンジャミン・フランクリン)
これは,アメリカ合衆国の父と讃えられ,100ドル紙幣に肖像が使われている,ベンジャミン・フランクリンの言葉です。フランクリンは,科学者であり政治家でした。雷は電気であることを明らかにした功績があります。また,人の生き方について心構えを説いた人でもあります。例えば,
規律について,「物は,場所を決めて置きなさい。仕事は,時間を決めて始めなさい」,
決断について,「やるべきことは何かを決めなさい。決めたことは,必ず実行しなさい」,
勤勉について,「時間を無駄にしてはいけない。意味のない行動はすべて我慢しなさい」
など,当たり前のことを説き,実践した人でした。では,皆さんはどうでしょうか。皆さんは,中学校を卒業してからの人生の夢や目標をもっていますか?その夢や目標を実現するための決断はできていますか?
私は,今もてていないからといってそのことで焦ることはないと思っています。でも,「自分は何をしたいのか?」といつも自分自身に自問自答することは大切なことではないかと思っているのです。
文部科学省が発表した「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると,全国の公・私立高等学校における中途退学者数は,約57,000人。中退者数全体のうち,1年生が占める割合は,約50%にもなっていることが明らかになりました。
やりたいことが曖昧なまま進路を選ぶ人がずいぶん多いということです。進路選択は,将来の生き方を考えることから始まります。行ける学校という基準ではなく,「将来,何をしたいのか」ということが学校選びの原点だと思います。
私には,家庭での君たちの生活の様子を見ることはできませんが,学校での担任の先生方の努力は毎日見ています。君たちの担任は,「一人だけ幸せにはなれない。一人だけ不幸にはできない」という強い気持ちをもって授業や生活指導に毎日心血を注いでいます。今日の説明会を自分の学校生活や家庭生活の反省のきっかけにし,「何をしたいのか」という問いに答えて欲しいと思います。
最後になりますが,ここにいらっしゃるお父さんやお母さん方,そして,先生たちも君たちと同じように不安な「15歳の時代」を通り過ぎてきました。それぞれが自分の不安と向き合いながら今日を築いてきたのです。不安な時代を経験してきた先輩を代表して,私の大好きな詩を贈ります。
不安なことは,恥ではない。皆も歩んできた同じ道。
つらいのは,自分だけじゃない。皆も歩んできた同じ道。
自分の不安な心に気づかないことは,恥ではない。
本当の恥は,自分と向き合おうと努力しないこと。
平成24年11月8日
2012-12-04 Tue
11月3日は文化の日でした。日本国憲法が公布された日であり,1946年に平和主義・国民主権・基本的人権を宣言した新憲法に基づき,「自由と平和を愛し,文化をすすめる日」として,この日が記念日にされました。余談になりますが,この公布日から半年後の1947年5月3日に日本国憲法が施行されました。そして,1948年に憲法記念日として国民の祝日に制定されました。この文化の日に合わせて,学校や地域でも様々な行事が行われました。また,文化の日を中心にした2週間は読書週間にもなっています。今日は,この読書週間にちなんでお話をします。
私は,重松清の作品を3つ読んだことがあります。
①きよしこ(吃音の少年「きよし」が思春期を悩みを抱えながら成長する物語)
②ナイフ(全編いじめがテーマの短編集)
③とんび(ひたすら我が子の幸せだけを願いながら懸命に生きた父親の物語)
皆さんも小学校6年生の国語の教科書で「カレーライス」という教材で重松清の作品に接していますね。
ところで,先日,NHKで「とんび」が放映されました。改めて,親と子の葛藤や親と子を取り巻く周囲の人たちの励ましに大変感動しました。
「ヤス」が幼いとき,父親は「ヤス」を捨てて再婚した。その父親が病床にあることを義弟から聞き,面会に行くかどうか迷う「ヤス」に
「生きとるうちに悪態ついてやれ。親に好き勝手文句言うんも子供の特権じゃけ」と背中を押す住職の照雲。
「アキラ」が幼いとき,突然崩れた荷物から「アキラ」を庇うため,自分が荷物の下敷きなって天国へ行った母親の死因を告げ,
「お前は母親に命を守られ,親父に育てられた。他にもたくさんの人に助けられて大きゅうなった。その幸せをかみしめてこれからの人生を生きてゆけ」と「アキラ」を励ます海雲和尚。
「親はそげんえろうない。親が子供を育てるんと違う。親は子供に育てらるんじゃ」と息子の「アキラ」に向かって偉ぶることなく自分の素直な気持ちを告げる父親の「ヤス」。
この作品には,子どもを育てるということは,その過程で泣いたり笑ったり,怒ったり褒めたりすることを通して,親自身も一人前の社会人として成長していくものだというメッセージが込められているのです。また,皆さんも親に好き勝手文句言うことがあっても,実は,親自身がいろいろ悩みを抱えていることや皆さん自身が友だちや担任の先生,部活の顧問など多くの人に助けられて成長しているんだということを感じ取ってもらえたらうれしいです。
平成24年11月5日
2012-12-04 Tue
食べるという字は「人を良くする」と書きます。今日は,食べるという字から人の心のありようについて考えたいと思います。人の身体は,60兆個の細胞から作られているそうです。そして,それらの細胞は常に新しい細胞に入れ替わっています。例えば,脳の細胞は,1ヶ月で約40%,筋肉の細胞は1ヶ月で約60%,血液は3~4ヶ月で全て入れ替わるそうです。アメリカには,「あなたの食べたもので,あなたの身体はつくられている」ということわざがありますが,まさに,食べることによって身体は作られているのです。
皆さんがお世話になっているチキンラーメンやカップヌードルを発明した安藤桃福さんは,「食のありようが乱れた国は,必ず衰退する。」と話されていました。人は,楽しい食事を通して心が通い合い心が満たされていきます。食べ物の奪い合いや感謝の気持ちもなく意味もなく廃棄するようなことからは国づくりや身体作りはできないと言うことを安藤さんは伝えたかったのだと思います。
映画「千と千尋の神隠し」では,食事について考えさせられるシーンが数多く出てきます。ちょっと,思い出してみましょうか。千尋と両親は,引越しの途中に不思議な町に迷い込み,無人の料理屋街を歩くうちに一軒の中華料理店をみつます。そこで両親はカウンターに並ぶ料理を無断で食べ始めて,食い散らかしてしまいました。そして,両親は,神様たちのための食べ物を無断で食い散らかした報い(むくい)として,豚にされてしまいました。また,カオナシがカエル男を飲み込んだり,宴会料理をむさぼり食うシーンがありました。食べても食べても,お腹が一杯になれないカオナシにとって,飢えは胃ではなく心にあったのだろうと思います。
今,教育界では「いじめ」の問題が大変心配されています。私は,安藤さんの言葉を借りるなら,「食のありようが乱れた人は,心が乱れる」と思っています。食事を通して,血液が体中を巡り,体中の細胞が生まれ変わります。だからこそ,ただ食べるだけの食事ではなく,感謝の気持ちや心を通い合わせることのできる,楽しい会話のある食事を心がけたいものです。
平成24年10月23日
2012-12-04 Tue
「置かれた場所で咲きなさい]楽しかった西華祭が終わり,10月に入りました。一年の半分が終わり,残りの半年が始まります。
生徒会や学級の組織が変わるなど新たな気持ちで学校生活を送るにはいい節目だと思います。
四月に新学期を迎えたときはいろいろな夢をもっていたことと思います。夢が現実のものになった人,思うようにならない人など人それぞれですが,これからの努力で様々な夢が現実のものになっていくと思います。焦らずに努力を続けて欲しいと思います。思うようにならないことに不満をもち,それを人のせいにすることはやめて欲しいと思います。どんな人でも、100%満足して毎日学校にいくのが楽しくてしょうがないなんてことはありません。
そんな皆さんに,「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を紹介します。この言葉は,ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生がご自身の著書の題名として使われた言葉です。キリスト教には,「Bloom where God has planted you.(神が植えたところで咲きなさい)」という教えがあるそうです。先生は,こんなことをおっしゃっています。
『生きている間には「こんなはずじゃなかった」と言いたくなるようなこと,想定外のこと,期待 はずれのことがたくさんあります。そのような状態・立場に置かれたときでも明るく前向きに生 きていく,つまりそれが,置かれたところで自分しか咲かせることができない花を一生懸命に咲 かせることになるのだと思います。境遇は選ぶことはできませんが,生き方を選ぶことはできま す。そして,どうしても咲けない時は、根を下へ下へと降ろして,根を張るのです。』
どんな仕事や役割であっても,「一生懸命取り組んでいれば,見る人はかならず見ている」というのは,私自身の信条です。不安なことやつらいことは,恥ずかしいことではありません。先生たちやお父さん,お母さんたちも歩んできた同じ道です。本当に恥ずかしいことは,自分と向き合い努力しないまま,不安や焦りにつぶされそうになっている自分から逃げてしまうことです。
人生は望んだ通りにはいかないことが多々ありますが,それでもどこかで折り合いをつけ,前向きに生きて欲しいと思います。
平成24年10月3日
2012-12-04 Tue
「俺は,もえちゃんを絶対に落とさない。俺がいるから大丈夫。俺を信じろ」先日,NHK名古屋放送局の「金とく 本気で山ガール ~押切もえが目指す!天空の頂"槍ヶ岳"~」を見ました。モデルの押切もえさんが,山岳ガイドの稲葉さんのサポートを受けながら北アルプスの盟主と言われる「槍ヶ岳」の頂を目指す番組でした。今日のこの言葉は,しびれるような言葉です。その番組の中で,恐怖からパニックに陥った押切さんへのしびれるような励ましの声です。
「俺は,もえちゃんを絶対に落とさない。俺がいるから大丈夫。俺を信じろ」
槍ヶ岳の山頂直下には,80度ほどの傾斜に2連でかけられた鉄梯子がかけられています。その鉄梯子を登っているとき,押切さんが下を見たんです。そのとき,押切さんは,恐怖感に襲われ,山岳ガイドの稲葉英樹さんにしきりに弱音を吐き始めました。押切さんは,ザイルで身体を補助されたのですが,足が前へ出ません。そのときでした。稲葉さんが,「絶対に落とさない。俺がいるから大丈夫。俺を信じろ」と励ましたのです。勇気を取り戻した押切さんは,「そうだ,下を向いてちゃいけない。上だけを見よう」とつぶやき再び山頂を目指しました。本当にしびれる励ましの言葉でした。
始業式でも「君たちは決して一人じゃない。~ You'll never walk alone. ~」というお話をしました。人は一人では生きられません。仲間がいるからこそ励まし合えるのです。仲間がいるからこそ協力し合って目標に向かって頑張ることができるのです。「不屈の心」というのは,そういうところから生まれてくるものだと思います。
平成24年9月18日
2012-12-04 Tue
今日の献立は,ご飯,牛乳,ビビンバ(肉・卵そぼろ、ナムル、たれ),ワンタンスープ,ヨーグルト でした。
校長の特権?アップルゼリーは、コアコアが食べられない生徒のためのデザートです。私は、それも検食しますが、個人的には大変幸せです。