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Obunishi.Jr.H.S

Author:Obunishi.Jr.H.S
田園風景の広がるのどかな場所にある学校です。

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人生の三カン王
 今日は,冬至です。一年で一番日照時間の短い日です。この日に柚子湯に入ったり,冬至がゆ(小豆がゆ)やかぼちゃを食べると風邪をひかないといわれています。そういえば,昨日の給食でカボチャのクリームスープをいただきました。暦に合わせて献立を工夫していてくださっていることがよく分かります。
 二学期というのは,厳しい残暑に始まり秋分を過ぎて冬至のころに終わります。120日程度の長い学期です。始業式では,どんなことをするにしても,失敗を恐れず挑戦し続けていくと,様々な失敗が貴重な体験となって,いつの日か「これだ!」と思える瞬間が来るものだということをお話ししました。さあ,皆さんはこの長い二学期の間に,どんなことに挑戦できたでしょうか。そして,そこから何を学ぶことができたでしょうか。それを振り返って欲しいと思います。
 今日は,加山雄三さんの言葉を紹介します。加山雄三さんは,俳優,歌手,作曲家として,74才の今でも活躍されています。そんな加山さんが,「人生の三カン王というのがある。何事にも関心を持たなければいけない。感動の心を失ってはいけない。そして,感謝の心を失ってはいけない。」ということをおっしゃっていました。これからお話しするエピソードは,三カン王の中の「感謝の心を失ってはいけない」ということを取り上げます。
 毎週月曜日の朝,野球部の生徒たちが校内のゴミ拾いを始めます。先日,中庭でイチョウの落ち葉を一緒に掃除しました。私は,近藤君,野北君,中島君,稲垣君と一緒に落ち葉集めをしました。そのとき,野球部の人たちに聞いたのです。毎週,清掃活動をしてくれていてありがとう。君たちは,清掃奉仕をしているときどんなことを考えているの?ある部員が答えました。「感謝です。僕たちは,毎日,練習でグラウンドを使わせてもらっています。だから,そのことに感謝しているのです。」その部員は,率直にそして即座に答えてくれました。私は,このような活動を毎週していてくれる君たちに感謝しています。
 行動やことばがけには,様々な力を相手に及ぼします。その行動やことばがけで,人を傷つけることがあります。しかし,その行動やことばがけで人の心に感謝の気もちを感じてもらうこともできるのです。野球部の人たちは,感謝の気持ちを自らの行動で表していました。そして,それを見ていた私は,逆に野球部の人たちの行動に感謝していました。「ありがとう」という感謝の気持ちが連鎖していたのです。感謝するという気持ちは,人の心を本当に幸せにしてくれます。新年を迎えるために,君たちの家でも大掃除が始まります。お手伝いなどを通して,家族への感謝の気持ちを行動で表してください。そして,幸せな気持ちになって新年を迎えてください。

講話 | 18:42:42
希望
  一つ一つの星のかがやきがちがうように、
  一つ一つの花の色や形がちがうように、
  わたしたちの胸からはばたこうとする夢はちがう。
  そんなにたくさんの夢に包まれて、
  地球は、シャボン玉のように光っているだろう。

 これは、「希望」という題の詩です。この体育館の中でも、百八十四個の夢が羽ばたく瞬間を今か今かと待っていることと思います。

 さて、新入生の皆さん。「感謝という気持ちは、幸せな気持ちを引き出してくれる」と言われます。今、東北地方では、皆さんと同世代の多くの仲間たちが、家族や友だちを失ったり、避難所生活をしていたりします。そんな中、私たちは、今日ここで希望に胸をふくらませて入学式に参加できています。何という幸せなことでしょう。心から感謝しましょう。

 君たちの先輩たちは、この大震災の直後、直ぐに募金活動を立ち上げました。誰かのために人は生きてる。自分たちに何ができるのかという思いで活動を始めたと先輩たちは言っていました。私は、困った人たちへの思いやりの心に満ちた西中生の行動に胸を打たれました。
 大府西中学校の校訓は、「不屈の心」です。この校訓には、
  ・困難なことにも挑戦し続けよう
  ・思いやりの心をもとう
  ・友だちと協力し合おう
 という願いが込められています。先輩たちは、困っている人たちに自分たちにできることで力になろう。西中生が協力し合って人の力になろうという態度を自分たちの行動で示したのです。
 君たちの中学校生活は、こんな素晴らしい先輩たちと始まるのです。今日からは、君たちも最高の力を出し、ここにいる素晴らしい先輩たちと一緒に大府西中学校の歴史を刻んでいきましょう。


講話 | 05:45:52